混合廃棄物を建設会社から受け取る処理業者様へ向けた仕分け専用機器を販売しています

重機オペレーターが常時仕分け機器へ廃棄物を供給し続ける負担を軽減するために、供給作業をオートメーション化できる「定量供給機」を取り扱っています。文字通り、水流や電磁気力を応用した選別機等へ廃棄物を設定した量と時間間隔で自動供給できる機械です。その間、重機オペレーターは積み込み等の他の作業へ充てることができ、生産性の向上と人力の節約を同時に提供することができます。
廃棄物を投入するために人員を一人つきっきりにするよりも、積み込み等の作業の片手間に投入の作業もこなしていく方が大変効率も良く、残業の多い企業様においては残業の削減にも繋がります。厚生労働省の残業時間への配慮もある中、より生産力を上げつつ社員様全体の残業時間の削減へ貢献します。お気軽に機器についてお問い合わせください。

磁力の力を応用してベルトコンベアー上の廃棄物内から金属のみを弾き出すことを可能とした磁選機を2種類開発いたしました。一つ目の「渦電反発式磁選機」は一次選別の際に、金属はより遠くへ弾き飛ばされ、磁力の影響のない非金属はベルトコンベアー近くの箱内に落ちていきます。
二つ目の「高磁力ステンレス回収用磁選機」は、一次選別の際の非金属内にまだ残っているステンレスを、さらに二次選別で弾き出すための機器になります。これらによって金属類の再利用率の向上へ貢献します。従来の磁選機はプーリーと磁石の間が狭すぎて、プーリーの磁化による釘などの吸着が起き、コンベアーの破損に繋がるものがございました。こちらはプーリーと磁石の幅にゆとりを持たせ、プーリーの磁化によるコンベアー破損の予防に成功しました。

2種類の水流を組み合わせることで、廃棄物の重さを二極化させ、可燃物と不燃物を仕分けることのできる「アミシタ君」を開発しました。平行水流とV型水流を応用し、今までの風力選別を大きく超える選別制度を実現いたしました。軽量物は可燃物として、重量物は不燃物として各々仕分けされ、機器内で流して使用している水は循環させ、さらに機器内で再利用しています。
これにより、運転中に機器からの水の排出がないので、水の排出先を用意する必要もなく、水道光熱費の大幅なコスト削減へも繋がります。こちらの機器では洗い砂を採集することもでき、洗い砂はデカンタ(遠心分離機)で脱水後、ベルトコンベアーに乗って排出されていきます。従来までは手選別が難かった、網下の廃棄物も水流の力で高い精度での選別ができるようになります。