建設の混合廃棄物を分別する機械には作業効率向上等のメリットにお喜びの声が多数

廃棄物の中から洗い砂を回収する分級機を2種類開発しました。一つ目の「サンドセパレーター」は細砂をスパイラルの静かな回転で効率よく洗浄して、良質な砂を排出できます。駆動部や主要部品が全て水の外にあるため、故障する機会も少なく、高い耐久精度を誇ります。駆動方式により低エネルギーで動くように設計されているため、回転がとてもスムーズな上、省エネルギーでの稼働ができるため、稼働コストの低さにお喜びの声をいただきました。
もう一つの「スパイラル分級機」は、有機分を効率よくオーバーフローさせることで、洗い砂を選別し回収できる機器になります。こちらはシングル型とダブル型に分かれていて、スパイラルの本数が1本か2本かという違いがございます。洗い砂は再利用ができる資源として、コンクリートやモルタルの粘り気を調整する際に使用され、建築現場で出た砂を別の建築現場で再利用するという、とても無駄の少ない活用方法です。

コンクリートの廃材をリサイクルできるプラントを取り扱っています。まず、コンクリート廃材をショベルカー等で流し入れ、トロンメルでふるいにかけて大きさを選別します。0〜50mmのものはそこで流され、それ以上の大きさの廃材はクラッシャーで細かく破砕されていきます。破砕された廃材はベルトコンベアーで手選別のラインへ運ばれ、プラスチックや木、紙や鉄等の不純物を仕分けていきます。
この機器は、クラッシャー排出口とベルトコンベアーとの間隔に余裕を持たせているため、鉄筋によるベルトコンベアーの折損事故を防止でき、お客様よりも好評の声をいただきました。機器全体がいくつかのユニットで構成され、処理能力に比べてもコンパクトな作りになっているため、分解しての移動と設置が短い時間で行うことができます。運搬性にも優れたコンクリート廃材の破砕選別機の導入をご検討の際は、お気軽にお電話等でお問い合わせください。

建設現場から運ばれた混合廃棄物をより効率よく手選別を行うための機器を開発し、販売しています。「カタヅケ君」というネーミングで親しまれるその機器は、まず定量供給機で自動的に廃棄物を機器へ供給し、磁選機に送り徐鉄していきます。トロンメルで細かい廃棄物をふるい落とし、二又シュートで2ラインある手選別コンベアーへと運びます。
人の手と目によって細かく分別された後に、最後の磁選機で残った金属を取り除くことができます。大きな特長としては2ラインある手選別コンベアーで、人を1ラインより倍の人数配置することで、単純計算にて選別処理量を倍増させることができます。要所に磁選機や自動供給機での自動化を盛り込み、より素早い選別を実現しました。内部点検やシュートの詰まり除去作業も、各要所にワンタッチでの点検作業窓を設けているため、短時間で完了させることができる設計にご好評の声がございます。